要素名 地表面における正味の熱フラックス
単位 \(W/m^2\) (ワット毎平方メートル)
解説 下向きを正にした熱フラックス(熱輸送)収支を示しています。 地表面と大気の間での熱のやりとりを意味しています。 陸上では一年を通してみると基本的に差し引きゼロになります。 これは大気からもらう熱と大気へ渡す熱がバランスしているため、陸がどんどん温まったり冷えたりしていないことを意味しています。 一方、海では海流によって他の場所に熱が運ばれるため、陸上のようにバランスしていません。
特記事項 地表面における正味の熱フラックス(\(Q_{net}\downarrow\))は JRA-55の以下の地表面要素を読みだして計算しています。
    下向き短波放射(\(R_S\downarrow\))
    下向き長波放射(\(R_L\downarrow\))
    上向き短波放射(\(R_S\uparrow\))
    上向き長波放射(\(R_L\uparrow\))
    上向き顕熱フラックス(\(SH\uparrow\))
    上向き潜熱フラックス(\(LH\uparrow\))
\(Q_{net}\downarrow = R_S\downarrow + R_L\downarrow - R_S\uparrow - R_L\uparrow - SH\uparrow - LH\uparrow\)
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