2008/11/1 更新
第3回WCRP再解析国際会議は、World Climate Research Programme(WCRP)、気象庁、電力中央研究所、東京大学の共催、およびGroup on Earth Observations(GEO)、Global Climate Observing System(GCOS)の後援により、2008年1月28日から2月1日に東京で開催されました。 | |
プログラム |
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目的 |
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長期再解析は、過去の観測データを用いて最新のデータ同化技術によって作成された、全球の過去数十年にわたる気候データセットです。再解析データは、過去数十年にわたり均質で高品質なデータであり、気象・気候に関する研究や応用分野に非常に有益です。 第1回WCRP再解析国際会議は、1997年に米国・NOAAで開催され、第2回会議は1999年に英国・レディングで開催されました。それ以降8年が経過し、ERA-40とJRA-25再解析データが新たに作成されました。再解析データは、気候研究活動のための重要な基礎データとして世界中で利用されています。 第3回WCRP再解析国際会議では、次の項目を議題とします。 |
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会議では、全球的な大気の再解析だけではなく海洋や陸面の再解析についても、大気との相互作用の視点から取り上げます。 |
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日程および会場 |
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日程: 2008年1月28日から2月1日 |
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登録 |
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参加登録料は必要ありません。 講演申込の受付は、2007年7月31日をもって終了しました。 |
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議題 ([ ]内は招待研究者) |
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1. 再解析の紹介気象庁, ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF), 米国環境予測センター(NCEP), 米国航空宇宙局(NASA GMAO)
[招待研究者 : 大野木 和敏(気象庁, 日), S.Uppala(ECMWF, 英), |
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2. 再解析データの応用利用診断的研究、季節予報、海洋への応用、社会への影響、農業・漁業・その他の産業への応用等
[招待研究者 : P.Arkin(Univ. of Maryland, 米), K.Trenberth(NCAR, 米), |
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3. 個々の再解析データの特徴の比較と検証観測データの変遷と再解析への影響、再解析に見られる長期変化傾向、モンスーンと水循環、熱帯低気圧と温帯低気圧、陸面と水文学、成層圏、極域、大気海洋相互作用、大気からの地表面フラックスと海洋再解析 [招待研究者 : 安成哲三(名古屋大学, 日),杉 正人(気象研究所, 日) |
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4. 再解析のためのデータ同化技術過去観測データの品質管理, 衛星データ同化, 高度なデータ同化手法, バイアス補正 等 [招待研究者 : A.Lorenc(UKMO,
英), 小池 俊雄(東京大学, 日), |
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5. 将来の再解析5-1 先進的な再解析計画協力体制、プロダクト、結合再解析等 [招待研究者 : G. Compo(CIRES, 米) 5-2 パネルディスカッション: "将来の再解析と国際協力"
[招待研究者 : M. Manton(Monash Univ., 豪), A.Simmons(ECMWF, 英), |
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