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JRA project

JRA-55 : 気象庁55年長期再解析

1958年以降を対象とした、気象庁による日本で2回目の長期再解析プロジェクト

最新のお知らせ

2016年7月19日
JRA-55の積雪深解析の不具合による2015~2016年の提供プロダクトへの影響について
2016年7月02日
JRA-55総合報告論文Ⅱ(Harada et al. 2016)が、 気象集誌第94巻第3号に掲載されました。
2016年3月22日
JRA-55の積雪深解析の不具合による提供プロダクトへの影響について
2016年2月25日
JRA-55総合報告論文Ⅱ(Harada et al. 2016)が、 気象集誌のEORとして公開されました。
JRA-55評価論文(Kobayashi and Iwasaki 2016)が、 JGRのEORとして公開されました。
2015年12月18日
JRA-55の積雪深解析の不具合について
2015年12月8日
JRA-55で作成した気候図集(JRA-55 アトラス)を公開しました。
2015年10月15日
JRA-55マニュアル(1.25度等緯度経度格子データ編モデル格子データ編)に雲仕事関数と雲底での上向きマスフラックスに関する注意書きを追記しました。
2015年07月21日
従来型観測データのみ使用した気象庁55年長期再解析 (JRA-55C) がNCARから提供開始されました。
2015年06月12日
気象庁55年長期再解析 AMIPタイプシミュレーション (JRA-55AMIP) がDIASから提供開始されました。
2015年5月22日
JRA-55マニュアル 1.25度等緯度経度格子データ編 を更新しました。
JRA-55マニュアル モデル格子データ編 を更新しました。
2015年3月18日
JRA-55の総合報告論文(Kobayashi et al. 2015)が、 気象集誌第93巻第1号に掲載されました。
2015年02月05日
従来型観測データのみ使用した気象庁55年長期再解析 (JRA-55C) がDIASから提供開始されました。
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長期再解析の概要

長期再解析とは

気候研究や季節予報、異常気象分析、気候監視などの気候関連業務では、過去と現在の気候を定量的に評価することが求められるため、長期間にわたって高品質で均質な解析データセットが不可欠です。

現業における数値解析予報システムで作成されている解析データの品質は、数値予報モデルやデータ同化手法の高度化などにより、近年、著しく向上しています。 そのため、過去の現業数値解析予報システムによって作成された解析データと、現在作成されている解析データの品質は大きく異なり、長期間での品質は均質とは言えません。

このため、長期再解析では、長期間にわたって高品質で均質な気候データセットの作成を目的として、最新かつ解析期間中一貫した数値解析予報システムを用います。 また利用する観測データについては、過去の現業で使用された観測データのほか、遅延入手したものや、過去の紙で記録されたデータをデジタル化したものなど、入手可能な観測データを収集します。 また衛星観測については再処理されたより高品質なデータを可能な限り利用します。 このような作業を行なうことにより、過去数十年間にわたる均質・高品質な各種物理量を含む気候データセットを提供することが可能になるのです。

全球長期再解析は、世界の主要な数値予報現業機関で実施されてきました(詳細なhttp://www.reanalyses.org/を参照)。 日本では、気象庁と(財)電力中央研究所が、JRA-25長期再解析(対象期間:1979-2004年)を実施し、2006年に完了しました。

JRA-55:気象庁55年長期再解析

気象庁は、2回目の長期再解析として、より精緻化された数値解析予報システム(2009年12月時点の現業システムに準拠)と新たに整備した過去の観測データを使用し、気象庁55年長期再解析 (JRA-55) プロジェクトを実施しました。 JRA-55では解析期間をJRA-25のものから大幅に拡張し、ラジオゾンデによる定時観測ネットワークが確立された1958年からの55年間を対象としています。 JRA-55は、JRA-25実施以降の様々な開発成果が取り入れられたデータ同化システムを用いることにより、JRA-25における品質の問題点を改善し、過去半世紀以上の気候変化をより高精度に解析した気候データセットを提供します。

JRA-55総合報告論文

JRA関連論文

JRA-55データの事前品質評価

気象庁は、JRA-55公式データの公開に先立ち、気象学的な品質情報の充実を図ることを目的として、 JRA-55データの事前品質評価にご協力いただける気象庁外の研究者の方を日本気象学会機関誌「天気」2012年6月号にて 募集いたしました。

報告していただいた事前評価はJRA-55の性能評価に大変有益な情報となっており、 評価していただいた以下の方々に深くお礼申し上げます。

氏名(所属) 題名 論文
藤原正智(北海道大学大学院) 「9つの再解析データの熱帯圏界面付近の
波の活動度および火山噴火の影響評価」
吉田奈津妃(東京大学大学院)
芳村圭(東京大学大気海洋研究所)
「JRA-55における地表面気象要素の
季節平均偏差の長期傾向」
Guixing CHEN、岩崎俊樹
(東北大学大学院)
「東アジアにおける日変化」 Chen, G., T. Iwasaki, H. Qin, and W. Sha, 2014: Evaluation of the warm-season diurnal variability over East Asia in recent reanalyses JRA-55, ERA-Interim, NCEP CFSR, and NASA MERRA. J.Climate, 27, 5517-5537, doi:10.1175/JCLI-D-14-00005.1.
吉田 聡(海洋研究開発機構) 「局所発達率を用いた低気圧発達率の解析」 Kuwano-Yoshida, A., 2014: Using the local deepening rate to indicate extratropical cyclone activity. SOLA, 10, 199-203, doi:10.2151/sola.2014-042.
田口 文明(海洋研究開発機構) 「秋の三陸沖海面水温偏差に対する大気応答 」
村上 裕之(プリンストン大学/GFDL) 「JRA55による熱帯低気圧の再現検証」 Murakami, H., 2014: Tropical cyclones in reanalysis data sets. Geophys. Res. Lett, 41, 2133-2141, doi:10.1002/grl.50852.
横井 覚(海洋研究開発機構) 「MJOに伴う可降水量偏差の時間変化に
関するJRA-55,JRA-25,ERA interimの比較」
Yokoi, S., 2014: Multi-reanalysis comparison of variability in column water vapor and its analysis increment associated with Madden-Julian Oscillation. J. Climate, 28, 793-808, doi:10.1175/JCLI-D-14-00465.1.
早崎 将光(筑波大学) 「JRA-55を用いた北太平洋の低気圧活動 」
門野美緒・浮田甚郎(新潟大学) 「JRA-55とERA-Interimの比較から見る
極向きエネルギー輸送の長期変化」
柳瀬 亘(東京大学大気海洋研究所) 「JRA-55を利用した総観~メソスケール
低気圧研究の可能性」
Yanase, W., H. Niino, S. Watanabe, K. Hodges, M. Zahn, T. Spengler and I. A. Gurvich, 2016: Climatology of polar lows over the Sea of Japan using the JRA-55 reanalysis. J.Climate, 29, 419-437, doi:10.1175/JCLI-D-15-0291.1.
筒井 純一(電力中央研究所) 「JRA-55 長期再解析に見出される
気温変動の空間構造」
藤波 初木(名古屋大学
地球水循環研究センター)
「環北極域における夏季の降水量と
水蒸気発散量の経年変化」
遠藤 伸彦(海洋研究開発機構) 「インドシナ半島の秋季における
JRA-55 降水予報値の評価」
中村 尚(東京大学
先端科学技術研究センター)
「西太平洋(WP)パターンの検証」をはじめとするJRA-55検証の事前評価報告

JRA-55データの利用方法

気象庁では気象庁データ提供システム(JDDS: JMA Data Dissemination System)を通してJRA-55データを提供しています。

ユーザー登録

JDDSを利用して、JRA-55データを取得される場合はユーザー登録が必要です。
JRAデータの利用をご希望の方はユーザー登録を行ってください。

  • このユーザー登録は、JDDSでのみ有効です。
  • 気象庁以外の協力機関からJRA-55データを取得される場合は、JDDSとは別に、ユーザー登録が必要となります。 気象庁以外のJRA-55データ提供協力機関の一覧をご覧ください。

パスワード・メールアドレスの変更

JDDSに登録しているユーザーのパスワード・メールアドレスを変更します。
ユーザ認証に必要なパスワードの有効期限は4ヶ月です。
有効期限が切れる前に<JDDS_admin>よりメールにてお知らせがあります。

パスワード・メールアドレスの変更方法

  1. 以下にアクセスし、IDと旧パスワードでログインしてください。
    https://ds.data.jma.go.jp/changepasswd/
  2. 旧パスワードおよび新パスワード(8文字以上)・メールアドレスを入力してください。

JRA-55データのダウンロード

JDDSでは、JRA-55データをFTPで提供しております。
以下の手順を参考にダウンロードしてください。

ダウンロードの例

$ ftp ds.data.jma.go.jp # 気象庁データ提供システム(JDDS)にログイン
????????                # ユーザーID
********                # パスワード
binary                  # 転送モードをbinaryに変更
cd JRA-55/Hist/Monthly/anl_surf125
get anl_surf125.195801
get anl_surf125.195802
...
bye
      
  • ファイアーウォールを経由してアクセスする場合には、ホスト名やユーザーIDの指定方法が上記の例とは異なる場合があります。具体的な指定方法につきましては、所属しているネットワークの管理者にお尋ね下さい。
  • JDDSでは、アクセス数の増加によりサーバーの処理能力が逼迫した状態が続いております。多重接続や長時間接続を行われますと、サーバーに過大な負荷がかかり、サーバーの運用に支障をきたす恐れがあります。
    ダウンロードの際は、多重接続・長時間接続を行わないようお願いいたします。
    なお、接続時間の上限につきましては、1日あたり延べ12時間を目安としていただければと存じます。
    サーバーへの負荷軽減にご協力よろしくお願いいたします。
    (例)

    ログイン >> ダウンロード(1時間) >> ログアウト >> 休憩(1時間) >> ログイン >> …

気象庁以外のJRA-55データ提供協力機関

JRA-55データは、JDDS以外のデータ提供協力機関からも取得できます。
ご利用の際には以下の点にご留意ください。

  • 外部ページへ移動します。
  • 気象庁気象情報提供基盤(JDDS)とは別に、各機関で個別にユーザー登録が必要となります。
  • データ取得の際には、各機関の利用方法をご確認ください。

データ提供協力機関の一覧

  1. 地球環境情報統融合プログラム データ統合・解析システム(DIAS: Data Integration & Analysis System)

    DIASをご利用される場合は以下へアクセスしてください。

  2. 筑波大学 計算科学研究センター(CCS: Center for Computational Sciences)

    CCSをご利用される場合は以下へアクセスしてください。

  3. アメリカ大気研究センター(NCAR: National Center for Atmospheric Research, USA)

    NCARをご利用される場合は以下へアクセスしてください。

JRA-55 マニュアル

JRA-55プロダクトの概要およびJRA-25プロダクト(Onogi et al. 2007)からの変更点に関する解説資料です。

2015年10月15日
1.25度等緯度経度格子データ編
モデル格子データ(TL319L60)編

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使用上の注意

お問合せ

以下の宛先にメールでお問合わせください。

気象庁 地球環境・海洋部 気候情報課

    
  • JRAプロダクト(JRA-55、JRA-25/JCDAS)に関する事項
  • パスワード有効期限が切れた場合
  • その他ご不明な点